安積黎明4-2郡山東
ごく普通の高校球児同士の対戦
スクリュー?が効いてました
突っ立って、腕を払いのけるようなフォームながら
制球も良く、危なげなく2失点完投
エースの市川君を温存
市川君は2打席連続ホームラン
***
やや制球難、2ホームランを浴びたものの、何とか試合を作りました
終盤の試合を締めました
3番市川君を2回敬遠したものの、4番勝負は正解
疾風ニ勁草ヲ知ル
「後漢書」王覇伝
王覇は、新末・後漢初の人
劉秀がいかなる苦境のときも、王覇は裏切ることが無かった
劉秀が更始帝・劉玄の大敵の難を避け、遠く移動したとき
王覇は、騎馬でその後を追った
その密偵は、実は王覇の知己であった
王覇が草原に出たときである
時ならず、疾風が辺りを覆った
密偵は身を隠そうとして腹這いとなったが、周りは丈の低い草である
草が疾風により薙ぎ倒されて、頸から上が露わになった
王覇と密偵とは互いを凝視した
「疾風によって勁草を知った」王覇は言った
この謂いは以下のとおりである
「其方は、私を追って慎重に行動したのであろうが
時ならず風があり、身を露わにしてしまった」
よって、
どんなに注意深く行動しても、時に利が無ければ
思いがけず不手際をするものだ
なお、本邦の戦国時代にあって
密偵なり間者なりを「草(くさ)」と呼んだのは
この故事によるのである
【論語】述而第七
子曰 女奚不曰 其爲人也 發憤忘食 樂以忘憂 不知老之將至云爾
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葉公子高 楚の王族、葉に封ぜられたため葉公と呼ばれる
姓は沈 名は諸梁 子高は字名
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今回は、曲解じゃなく正解を
受験勉強でもOKです
「発憤~」を 憤リヲ発シテハ 食ヲ忘レ と訓ずると
えらく怒りっぽいイメージですし、実際、そう解釈する例もあります
そうなると どうも君子っぽくないですね
ここは、発憤シテハ と訓じます
学問に気合が入ると、食事を忘れてしまう と解釈すれば
楽シミテ モッテ 憂イヲ 忘ル と 繋がっていきます
そして、歳をとることに気がつかない と 締まるわけです
ところで、葉公は ショウコウ と 読みますが(試験に出るかも)
姓は沈とありますが 楚の王族なら 姓は 熊のはずだけどな
句意は明瞭である
今も昔も 田植えの作業は 人手がかかる
機械化された現代農業であっても
田植え機に充填するための苗箱運びの作業があり
それは、6条植え以上の大型田植え機において かえって顕著であり
直播でもないと、1人では田植えはできない
江戸期にあっては 村総出の作業であり
人手は いくらあっても足りない
芭蕉が眺めていた田植えは
どうやら人手が足りず難渋していたところ
柳行季(やなぎ ゆきすえ)という仁が
もとは農民であったらしく 助っ人を買って出たものである
ただし、芭蕉らを送る途次であったため
田一枚分だけ手伝ったのである
それを見ていた芭蕉は 柳とともに その場を立ち去るにあたり
この句を詠んだのである