古語曲解

暇人の妄言なので、受験勉強の参考にしないようにね

2017-01-01から1年間の記事一覧

朝顔に 釣瓶とられて もらい水

加賀の千代女の有名な句である 千代女は 加賀の国・松任の人である 句意は ある朝、井戸から水を汲み上げようとしていた千代女が ふと 井戸端を見ると 思いがけず朝顔が咲いている はっとして 朝顔に気を取られ 釣瓶を握る手を放してしまう 水汲みの桶が落下…

発憤忘食

【論語】述而第七 葉公問孔子於子路 子路不對 子曰 女奚不曰 其爲人也 發憤忘食 樂以忘憂 不知老之將至云爾 *** 葉公子高 楚の王族、葉に封ぜられたため葉公と呼ばれる 姓は沈 名は諸梁 子高は字名 *** 今回は、曲解じゃなく正解を 受験勉強でもOKです 「…

田一枚 植えて立ち去る 柳かな

奥の細道 の那須黒羽における句である 句意は明瞭である 今も昔も 田植えの作業は 人手がかかる 機械化された現代農業であっても 田植え機に充填するための苗箱運びの作業があり それは、6条植え以上の大型田植え機において かえって顕著であり 直播でもな…