古語曲解

暇人の妄言なので、受験勉強の参考にしないようにね

防災ヘリ 続編 降着装置

前回で登場したヘリの降着装置は、全てギア(車輪)タイプでしたが

スキッドタイプのヘリもあります

むしろ、かつての防災ヘリの代表格、ベル412はスキッドタイプ

陸上自衛隊で使われている多用途ヘリコプター UH-1J「ハンター」も

つまりは、ベル412

鼻先がちょっと下がってるのが可愛いですね

和歌山防災

車輪ではなく、橇のような形ですね

もうひとつの、防災ヘリの代表格の

岐阜防災

BK117も、スキッドタイプ

横から見ると、オタマジャクシみたいですな

小柄ながらも万能タイプだけど、

パワー不足のため高標高の山岳救助には向かない

BKのKは、川崎重工業のKです

ちなみに、ベルには、スバル(富士重工業)がからんでいる

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ギアタイプの弱点は、

不整形地やぬかるみへの降着や駐機ができないこと

下手すると、転倒します

その点、スキッドは強い

平成30年北海道胆振東部地震では

東北を中心に各県防災ヘリに応援要請がありましたが

ヘリの集結地は、地盤が悪く、

総務省消防庁は、スキッドタイプを中心に要請したようです

この面からも

スキッドのベル412の優位性がうかがえます