古語曲解

暇人の妄言なので、試験勉強の参考にしないようにね

朝顔に 釣瓶とられて もらい水

加賀の千代女の有名な句である 千代女は 加賀の国・松任の人である 句意は ある朝、井戸から水を汲み上げようとしていた千代女が ふと 井戸端を見ると 思いがけず朝顔が咲いている はっとして 朝顔に気を取られ 釣瓶を握る手を放してしまう 水汲みの桶が落下…

発憤忘食

【論語】述而第七 葉公問孔子於子路 子路不對 子曰 女奚不曰 其爲人也 發憤忘食 樂以忘憂 不知老之將至云爾 *** 葉公子高 楚の王族、葉に封ぜられたため葉公と呼ばれる 姓は沈 名は諸梁 子高は字名 *** 今回は、曲解じゃなく正解を 受験勉強でもOKです 「…

田一枚 植えて立ち去る 柳かな

奥の細道 の那須黒羽における句である 句意は明瞭である 今も昔も 田植えの作業は 人手がかかる 機械化された現代農業であっても 田植え機に充填するための苗箱運びの作業があり それは、6条植え以上の大型田植え機において かえって顕著であり 直播でもな…

百年河清ヲ挨ツ

【左氏伝 襄公八年】 春秋期、魯に尾生という男がいた 鄭に旅したときに 河清という男と知り合い、黄河の畔で酒を飲む約束をした 約束の時刻、約束の場所に尾生は出かけたが 待てど暮せど 河清は来ない 正直な尾生は いつまでも待った 付近の住民は これを見…

木ニ縁ッテ魚ヲ求ム

『孟子』梁恵王上 縁木而求魚 往古、梁の地で竜巻が起こり 川魚が巻き上げられて、地に降り注いだことがあった この時、人民は木に攀じ登って魚を争って獲ったのである これを聞いた孟子は、嘆息した 「何という異常気象か、人が木に登って魚を獲っておる」 …

覆水盆ニ返ラズ

『拾遺記』 覆水は、西周初の人。姓は覆、名は水。 呂尚に見いだされ、司空に就いた。 司空とは土木工事に関する長官であるが、 覆水は精励恪勤のあまり、盆になっても帰郷しなかったため、老母が嘆いた。 これを伝え聞いた呂尚は、天を仰いで嘆息したという…

鶏口牛後

『史記』蘇秦伝 寧為鶏口、無為牛後 戦国期、縦横家の蘇秦が、韓侯を訪問したところ 美食家の韓侯は蘇秦に、羹をつくる際のダシには何がよろしいかと尋ねた 蘇秦、答えて曰く 「牛の尾を使うよりも、鶏の頭を使う方がいいですよ」 蘇秦は、王がスープのダシ…

苛政ハ虎ヨリモ猛ナリ

苛政猛於虎也(礼記・檀弓下) 苛政、姓は苛、名は政という人あり。 孔子が泰山の近くを通りかかると、村人がお祭り騒ぎをして喜んでいる。 弟子の子路を使いにして、何を喜んでいるのか尋ねると 「諸国武者修行をしている苛政さんが、この村を悩ませていた…